2026年4月17日金曜日

「東方見聞録 1」マルコポーロ 平凡社

13世紀、ヴェニスから大都(北京)に到る広大な地域を国毎に、文化、習慣、生活、物産、貨幣、食事、風俗について詳述している。

驚くのはクビライカン(フビライカン)の権力の強大さである。彼が酒の盃を手に取る毎に、楽隊が音楽を奏で、家臣が跪き、カンが盃を飲み干すと、家臣が姿勢を正すとか。美女を500人集め、基準に合致しているかを担当官に判定させ、30人を選ぶ。選ばれた美人を家臣の妻と同衾させ、人品を評価させる。合格した娘は六人一組で、三日三晩、カンに侍らせ、交替させたとか。

ある地方では処女は結婚できないので、旅人に娘を交接させ、一人前の女として嫁せたとか。キリスト教、イスラム教、道教、偶像崇拝教(釈迦)の話とか、カンが家臣や兄弟と如何にして戦い滅ぼしたかとかが記述されている。

驚くことばかり多し。

 

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