2010年6月16日水曜日

山川方夫 「他人の夏」

 中3の慎一が海で自殺をしようとしている女性に対して止めようとせず、「その人を好きなように死なしてやる方がずっと親切だ」という父親の言葉を女性に言って女性を離れる。翌日自殺を止めた女性に会うというあらすじ。結末が予想ができる型どうりの話で面白くない。 不自然な点が2つある。 1.自殺しようとしている女性が軽く、まるで日常会話をするように慎一と話をする点。 2.海岸から一時間もかかる沖の波間であのような長い対話ができるかという点。 味がない。読者を引き込まない。感情移入ができない。 山川 方夫(やまかわ まさお、本名:山川 嘉巳、1930年2月25日 - 1965年2月20日)は日本の作家。芥川賞、直木賞候補者 享年34 交通事故 合掌

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