家族の一員が大病を患い、顔の形が変わり、手足の自由が効かなくなると、家族は一員であることは頭では理解していても、生理的に厄介者として扱うようになり、死んでしまうと厄払いができたと思い、希望の光さえさしてきたと思うようになる。
病人自身は家族ひとりひとりの態度に一喜一憂するのだが、どうしようもなく、ただ衰えていくばかりだ。
恐ろしい話だ。
病人自身は家族ひとりひとりの態度に一喜一憂するのだが、どうしようもなく、ただ衰えていくばかりだ。
恐ろしい話だ。
2009年10月から私が読んだ本の中の主だったものの読書感想文です。ご意見ご感想をください。
0 件のコメント:
コメントを投稿