2013年7月18日木曜日

牡丹灯籠

新三郎に恋焦がれて死ぬお露と侍女米が幽霊となって新三郎の家に来て逢瀬をするところで、幽霊とわかる下りや、百両もらって伴蔵が御札をはがし、お露とまた逢瀬をした新三郎が変死するあたりは、とても面白い。また、悪銭身に付かずで、伴蔵がお国といい仲になり、妻お峰は嫉妬に狂うが、伴蔵に殺される。このあたりも面白い。
しかし、後半はあまりにも登場人物同士が偶然に遭遇し過ぎであったり、何らかの結びつきがあったりして(飯島が孝助の父の仇/孝助の母は、お国を小さい時から知っていた等)、話が出来すぎている。

三遊亭圓朝の代表作.若林王甘[カン]蔵・酒井昇造によって速記され,和綴じ本として明治17年に出版された大ベストセラー
牡丹灯籠(ぼたん どうろう)は、中国明代の小説集『剪灯新話』に収録された小説『牡丹燈記』に着想を得て、三遊亭圓朝によって落語の演目として創作された怪談噺である。ウキペディア

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