MAT'S BOOK REVIEW 「MATの読書感想文」
2009年10月から私が読んだ本の中の主だったものの読書感想文です。ご意見ご感想をください。
2013年12月23日月曜日
逃げ道 筒井康隆
顛末がドキリとさせる話。これは悲喜劇? コンビニがある今どき、「お坊ちゃん」の食べ物が買えなくて心中する母子がいるだろうか。話に無理があるが、筒井はそのことを承知して書いているのだろう。ドキリとさせる手法はチェーホフの「ねむい」に通ずる。「簾見」という駅名が面白い。天皇が簾の奥から指図するように、秋夫は婆やに指図をする。 あれあれ、一体どうなるのだろうと思わせて、話を終わらせインパクトを与える短編のひとつの手法がつかってある。
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