2020年12月18日金曜日

陰の季節 横山秀夫

警察物を初めて読んだ。松本清張賞受賞作だけあり、読者をどんどん事件に引き込んでいく。最後のクライマックスも納得のいく出来。ネタバレ(白髪の運転手が尾坂部のお抱え運転手と言うのは出来すぎではあるが)

尾坂部が何故現職を降りないのかの真相をめぐって、ニ渡があれこれ手を尽くすのだがどれも功を奏しない。

最後に尾坂部の娘のレイプ事件に行き着き、犯人を追い詰めるという仕掛けはうまくできている。

尾坂部の人間味も巧く出ている。

一気に読み終えた。

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