娼婦の女、道子を最初娼婦として付き合っていくうちに、道子を愛してしまっている自分に気がつくと言うだけの話。
なぜ芥川賞を取ったのか分からない。話の展開の面白さと言うより、主人公の心の動きを綿密に描いているからか。描き方がべたべたしていてはっきりしないもどかしさがある。
事細かい観察眼で情景と心情を描写している。言葉の力を使いこなそうとしている。
吉行 淳之介(よしゆき じゅんのすけ、1924年(大正13年)4月13日 - 1994年(平成6年)7月26日)は、日本文学の小説家。代表作に『驟雨』『砂の上の植物群』など。対談やエッセイの名手としても知られた。
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